かぜ

鼻水で苦しそう/かぜをひきやすい

今8ヵ月です。6ヵ月ぐらいから、すぐかぜをひき、1回は発熱し、鼻水を良く出します。夜もすぐ目を覚まします。鼻水はそれほど多くはないのですが、奥がゴロゴロいっている様子です。子供は冬場、何度もかぜをひくと聞きますが、毎年こんな調子ではどうしようかと思っています。子供だとこれが普通でしょうか。それとも、特別鼻が悪いのでしょうか。耳鼻科に行っても「何でもない」と言われました。鼻水スポイトを嫌がります。

感染なら薬を飲ませますが、感染でなくても鼻水は出ます。感染でなければ江戸時代では「鼻を吸ってあげなさい」と言っていました。感染でなければほっとくしかありません。これから寒くなりますから、赤ちゃんコーナーに鼻水を吸い取るスポイトがありますから試してみてください。薬で抑えるのは可能ですが、副作用があるので普通勧めません。かぜ薬でやると効かなくなってきます。鼻水が非常によく出るため睡眠障害が起こる。それを一時的に抑えるためにかぜ薬をやることはあります。耳鼻科の先生に診てもらうと「毎日洗いに来なさい。」と言われると思いますが、常識程度に行けば良いでしょう。病気でない鼻水が多いですよ。 短期間なら薬で良いですが、何ヵ月も使うと効かなくなります。大きくなれば出なくなると思います。赤ちゃんの鼻水は江戸時代から問題になっていました。病的なものでないことを一度診てもらって下さい。鼻だけでなくのども診てもらい、かぜかどうかを診察してもらって下さい。

ぜんそくは、アレルギー疾患のひとつ。 家族のなかにぜんそく、花粉症、アトピー性皮膚炎などをもっている家系によくおこります。たとえば、空気中のごみや花粉、かびの胞子などを吸い込んでおこるぜんそくでは、検査によってもアレルギーが証明されることがよくあります。ただし、そのような体質の人がみんなぜんそくになるかというと、そうではありません。またバラの花粉でぜんそくをおこした人に、バラの絵を見せただけでぜんそくがおこったという話もあります。家で毎日ぜんそくをおこしているこどもを、両親から切り離して入院させると、とたんに発作が止まる場合もめずらしくありません。このような場合は、アレルギーだけでは説明できません。精神的な因子が強く働いて発作をおこしたものと考えられます。それではいったいどうしてぜんそくになるのでしょう。 ここでひとつ、ぜんそくのメカニズムを少し詳しく考えてみましょう。ぜんそくになると、細かく枝分かれした気管支の壁にある筋肉が発作的に収縮し、さらにその粘膜がはれて非常に濃い粘液が分泌されるため、空気の通路をとても細くさせてしまいます。一気に息を吐くことが難しくなります。息を吸えても、吐くことが困難なので、苦しくなります。ゼイゼイ、ヒューヒューという呼吸音がします。そして、気管や気管支には迷走神経とよばれる自律神経が分布しており、この神経が刺激されますと気管支が収縮します。ぜんそくをおこしたことのあるこどもの自律神経が過敏になっていると、いろいろの刺激でぜんそく発作をおこします。たとえば気候の変化や大気汚染、感染、運動、疲れ、精神的負担などです。低気圧が近づいたときやランニングすると発作がおこるのも、自律神経が刺激されるからでしょう。精神的な因子でおこるのも、脳のなかにある自立神経の中枢を介して刺激をうけるからでしょう。つまり、ぜんそくの治療は、アレルギーの治療だけではいけないわけです。精神面や自律神経の訓練も必要となります。症状が一見似ている喘息様気管支炎と見分けがつきにくいのですが、気管支炎の方はかぜが原因なので、まったく違う病気です。治療には、狭くなった気管を広げる薬(気管支拡張剤)を使います。重症の発作にはステロイドホルモンが用いられますが、使い過ぎると服用をやめたとき発作がひどくなったりショックをおこすこともあるうえ、副作用も少なくないので長期に使うのは避けた方がよいでしょう。アレルギーの原因物質(アレルゲン)を探しだし、そのエキスを少しずつ何回も注射、からだを慣らす方法(減感作療法)もありますが、ふつう一年以上続けなくてはならないし、成功する人は七○%と必ずしも確実な方法とはいえません。発作の予防に、抗アレルギー剤のインタールを毎日吸入する方法もあります。漢方薬にも、発作を抑えたり、体質を改善したりするのに効果が認められています。使い方によってはステロイド剤の使用を減らすこともできるので、最近ではかなりよく用いられるようになってきました。効き目は穏やかですが、副作用が少なく服用できるのが漢方薬の特長のひとつです。漢方に理解のある医師に相談のうえ、新薬と併用するのもよいでしょう。 詳しくは第六部の四章で説明します。薬だけでなく、鍛練も大切。薄着、乾布まさつ、冷水浴、ぜんそく体操、歌を歌う、水泳などのスポーツなど、指導者についてください。自律神経を鍛え、気管支の過敏性をなくしたり、精神力を養うこともできます。また、生活環境の整備も欠かせません。家のほこりやカビ、ダニがアレルゲンとなったり、気道を刺激、発作をおこすからです。掃除をこまめに、毛の長いじゅうたんはやめ、部屋の風通しをよくし湿気をとるなどが重要なポイントです。部屋のなかで動物を飼うのも避けてください。心理的な負担で発作がおこることもあります。入院や患者のこどもを集めて合宿、治療するぜんそくキャンプなどもとても有効です。ぜんそくの発作は、本人もお母さんもまず落ち着くことです。腹式呼吸をさせるとよいでしょう。これは発作のないときによく練習しておかないと、いざというときにできません。 小児ぜんそくに詳しい専門医に指導してもらいましょう。 かるい発作なら、お茶を飲み、深呼吸するだけでおさまることがよくあります。

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