夜驚症(やきょうしょう)について
(東洋医学の考えと単語が一部出てきます。)
お母さんとお父さんの心配事として、イヤイヤ期があります。この期間は魔の2歳児とも呼ばれます。
このころは、赤ちゃんの成長と共に、自主性、自己主張が出てきた事の証です。
そうとわかっていても親にとってはイライラ期。
赤ちゃんの「イヤイヤ期」「魔の2歳児」を迎えると、これまで経験しなかった、あるいは沈静化していた夜泣きが始まることがあります。
夜、眠っている最中に始まる夜泣き。
しかし、この年齢からの夜泣きは、
「夜驚(やきょう)症」の可能性があります。
今回は、「夜驚症」について解説していきたいと思います。
夜驚症とは
お子さんが睡眠中に突然泣き叫んだり悲鳴をあげたりし、呼吸や心拍数が増える症状を指します。
この症状は2~12歳頃に現れ、年齢が上がるにつれて自然に治まっていく傾向があります。
夜驚症の症状について
通常の夜泣きの場合、部屋の明かりをつけたり、親が声をかけたり抱き上げたりすれば、お子さんは目を覚まし、泣き方も穏やかになります。
一方で夜驚症の場合、症状が出ている間は何をしても反応がなく、ひたすら泣き叫んだり暴れたりします。
睡眠中に突然立ち上がり異常行動をはじめる、発声するが支離滅裂で会話にならない、汗をかいて心拍数が高くなり、息が荒くなるなどといった症状が出る場合もあります。
この症状は一定時間(約10分程度)で治まり、その後は何もなかったかのように再び眠ります。
夜驚症の特徴として、朝になると本人は何も覚えていないことが挙げられます。
夜驚症の原因について
夜驚症を理解するためには、睡眠リズムとの関係性を知る必要があります。
・通常の夜泣きは眠りの浅い時から
夜泣きは、眠りの浅いレム睡眠時に起こるため、親の声や電球の灯りなどに反応します。
・夜驚症は眠りの深い時に
一方で、夜驚症は眠りの深いノンレム睡眠時に発生し、深い眠りから突然覚醒するため、親が声をかけても反応がありません。
また、夜驚症は眠りに就いてから2~3時間後(深い眠りが発生する時間帯)に起こることがほとんどです。
夜驚症の症状が出た時の対策「無理に起こさない」
夜驚症の症状が出た場合、子どもがパニックを起こしているので、
抱き上げてなだめてあげたくなりますが、
夜驚症の際は、親がいくら声をかけても脳は寝ているので、子供は反応しません。
それどころか余計に興奮してしまう事もあるようです。
夜驚症の症状が出た時の対処方法は、症状が治まるまで見守ってください。
異常行動を行う場合があるので、安全な環境を整え、目を離さない事が重要です。
夜驚症はどうして起こるのでしょうか?
夜驚症がなぜ起こるのかについては、確定的な原因はまだ解明されていません。
子どもの脳は成長段階にあり、睡眠リズムの安定した制御が未発達であることが夜驚症の一因とされています。
具体的なメカニズムは明確ではなく、個々の子供によって異なる可能性があります。
夜驚症の原因として挙げられるのは、起きているときに経験した恐怖、興奮、ストレスや、生活リズムの崩れなどが影響している可能性があります。
例えば、
- ・怖い映像、本等を見た
- ・怖い体験(事故に遭う、停電等)をした
- ・大きな声で怒鳴られた、叱られた
- ・(初めてお泊りをした等)緊張した
- ・(引っ越し等)生活環境やリズムが変わった
- ・休日前は家族全員で夜更かし
- ・(友達との遊びやお出かけ等で)興奮した 等々…
大人ならどうでもないことでも、子どもには大きな刺激になっている場合があります。
夜驚症の原因となる恐怖、興奮、ストレス、生活リズムの乱れに注意し、これらを抑えるよう心がけることも大切です。
例えば...
- ・刺激的なテレビ、本は見せない
- ・子どもの話をよく聞いてあげる
- ・大きな声で怒鳴らない
- ・寝る時には部屋を暗くする
- ・毎日同じ時間に就寝する
- ・親がイライラしない 等々・・・
ただし、現実の日常生活では、すべての恐怖や興奮、ストレスを排除することは不可能です。
さらに、子どもの夜驚症が原因で、親が睡眠不足になることもよくあります。
その結果、お母さんとお父さんは疲れ果てたり、イライラすることもあります。
他の家庭で「うちの子は夜泣きや夜驚症がなく、手がかからなくて楽だ」という話を聞くと、「なぜうちの子はそうでないのだろう?」と感じ、悲しみやイライラが生じることもあるでしょう。
そんなママとパパへ...
夜驚症はお子さんの成長と共に自然に治まっていくものです。
今は大変かもしれませんが、いずれはこの時期が懐かしく感じられる日が来ます!!
他の子と比べず、自分の子どもが楽しそうであれば、それが1番!だと思ってください(^^)
ただ、親であるあなたが崩れては、育児も出来ませんので
育児をサポートしてくれる医療機関、子育て支援の団体、身近な人に頼ってみてはいかがですか?
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