(第90回)紫外線から家族を守りましょう③
“今日のすくすく赤ちゃん” の紹介は、コラムの最後に登場です。
《お知らせ》①
現在、このコラムに登場してくれる3歳くらいまでの「すくすく赤ちゃん」、小学6年生までの「すこやかキッズ」を募集中です!
詳細はこちらをクリックしてください↓↓↓
たくさんの赤ちゃん、キッズの応募をお待ちしております!
《お知らせ》②
現在、SNSイベントとして、「夏にピッタリ!!簡単レシピ大賞」と称し、下記の食材を使ったお料理レシピを募集しております(協力:生薬ままくらぶ)
募集内容:
1.豚肉部門
2.もやし部門
3.ナス部門
上記の内、どれか1つの食材を使用したレシピ(料理のタイトル、材料、分量、手順)と写真を下記応募フォームよりお送り下さい。※料理の写真添付は任意です。
3部門から、それぞれ大賞を1名決定し、豪華賞品を贈呈させて頂きます。
〇大賞:
3部門より各1名様
賞品:茅乃舎だし 豪華詰め合わせ(約1万円相当!!)
また、応募フォームに記載されたクイズに正解された方の中から抽選で10名様にクオカード500円分をプレゼント致します!
〇応募期間:
~2018年7月22日(日)24:00まで
〇応募方法:
※スマートフォン・パソコンで下記のリンク先よりお願い致します。
https://docs.google.com/…/1FAIpQLSfyKYAZiiLI8x7GD…/viewform…
※レシピは『料理のタイトル、材料、分量、手順』を必ずご記入ください。
〇審査と発表:
生薬ままくらぶスタッフにて審査を行い、発表は2018年8月1日(水)に「ひや・きおーがん育児コラム」内にて行います。
応募方法をご確認の上、皆様、奮ってご応募下さい!
(お料理にはちょっと自信がない・・・という方は、是非、8月1日の発表を楽しみにしてください。どんなレシピが登場するでしょうか^^)
さて、いつもの育児コラムに戻ります。
今回も前回に引き続き、夏を快適に過ごすため、紫外線から家族を守るために、“紫外線”について考えていきたいと思います。
紫外線による影響を防ぐ
日焼けをしてから肌のお手入れをしても、ヒリヒリとした日焼けの炎症や痛みを抑えるなどの短期的な効果はあっても、皮膚の老化を防ぐなどの長期的な予防への効果は少ないと考えられています。
長期的な健康への悪影響を予防するためには、紫外線を浴びすぎないことが重要です。
紫外線を浴びすぎないためには・・・
1.外出は紫外線の強い時間帯を避ける。
2.日陰を利用する。
3.日傘、帽子を使用する。
4.衣服で肌を覆う。
5.サングラスを使用する。
6.日焼け止めを上手に利用する。
1.外出は紫外線の強い時間帯を避ける
1日の中で、紫外線が最も強い時間帯は10時~14時です。この時間帯は不必要な外出は出来るだけ控えるようにしましょう。
2.日陰を利用する
外出をしたときなど、屋外の日陰を利用することもよいでしょう。
ただし、紫外線は太陽から直接、降りそそぐものだけでなく、空気中で散乱したものや、地面や建物から反射したものもあります。
直接日光があたらない日陰であっても、紫外線を浴びていることは意識しておいてください。
3.日傘、帽子を使用する
日射しの強いときの外出には日傘の使用も効果的です。最近は紫外線防御機能を高めた日傘もあります。
また、帽子は直射日光を遮ってくれます。特に、幅の広いツバのある帽子はより効果的です。
ただし、日傘や帽子も、太陽からの直接の紫外線は防げますが、大気中で散乱している字紫外線までは防ぐことはできません。
ここで、ポイント!!
最近は女性だけでなく、男性も日傘を使用されています。日傘にはいろいろな“色”があります。
白色は、見た目も涼しく、紫外線を反射することで紫外線をカットします。ただし、地面から反射した紫外線は日傘の内側で反射されるため、結果的に日傘の中で紫外線を浴びてしまうことになります。
黒色は、紫外線を吸収することで紫外線をカットしますので、地面からの反射した紫外線も日傘の内側で吸収してくれます。ただし、赤外線も吸収するため、暑さを感じます。
日傘の色の理想は、外側は白色で内側が黒色のものですが、最近では、紫外線99%カットなど、紫外線防御加工の優れた日傘も発売されています。日傘を購入される場合には、紫外線防御加工もチェックされるようにしてください。
4.衣服で肌を覆う
袖が長い上着や襟付きのシャツにように、肌を覆う部分の多い衣服の方が首、腕、肩を紫外線から守ってくれます。
また、皮膚に到達する紫外線を減らすための衣服としては、しっかりした織目、縫目の生地を選びましょう。太陽の日射しで、透けてみえるような生地では紫外線への効果は期待できません。
5.サングラスを使用する
近年、紫外線への対策は肌(皮膚)だけでなく、眼への対策にも関心が向けられています。
サングラスや紫外線をカットするメガネを適切に使用すると紫外線のばく露を90%カットすることができます。
ただし、眼に照射される紫外線は正面方向からだけではありません。上方、側方、下方、さらには後方からの紫外線も眼を直接、または間接的に眼に浴びています。
レンズサイズの小さなメガネや顔の骨格に合わないメガネでは、正面以外からの紫外線に対しては十分な防止効果が期待できません。
強い日差しの下で眼を守るためには、顔にフィットした、ある程度の(レンズ)大きさを持つメガネを使用することが大切です。
ここで、注意!!
サングラスだから安心、ではありません。
色の濃いサングラスを使用すると、眼に入る光の量が少なくなるため瞳孔が普段より大きく開きます。そのため、紫外線カットの不十分なレンズでは、却ってたくさんの紫外線を眼に浴びてしまうことになりますので、注意が必要です。
6.日焼け止めを上手に利用する
顔など衣服などで覆うことができない部分についての紫外線対策には、日焼け止めを使用することが効果的です。最近では、大人だけでなく、「子ども用」の日焼け止めも多く販売されていますので、大人と同様に子どもにも日焼け止めを使用することは大切です。
ただし、乳児の場合は、紫外線の強い時間帯は外に出さない、顔全体に覆いをするなどの工夫をすれば、日焼け止めを使用しなくてもいいでしょう。
ここで、ポイント!! 日焼け止めの効果表示(SPF、PA)とは
日焼け止め製品に表示されている効果には、SPF(Sun Protection Factor)とPA(Protection grade of UV-A)の2種類があります。
SPF(Sun Protection Factor)
主としてUV-Bを防ぐ指標です。数字で表し、数値が大きいほど、防止効果は高くなります。最高値は50(SPF50)で、明らかにSPF50を超える製品は「SPF50+」と表示されます。
PA(Protection grade of UV-A)
UV-Aを防ぐ指標です。防止効果の程度は「+」で表し、「+」~「++++」の4段階で表示されます。「+」が多いほど、防止効果は高くなります。
次回は、日焼け止めの使い方と子どもの日焼け防止対策について考えていきます。
今回も、最後までお付き合い頂き誠に有難うございました!
【 “今日のすくすく赤ちゃん” のご紹介です】
兵庫県の佑悟(ゆうご)くん
(2016年7月生まれ、身長83cm、体重12kg)
~ママからのメッセージ~
食べること大好き♡遊ぶこと大好き♡お友だちも大好き♡元気に大きく育ってくれて、とってもうれしいです!これからもみんなを笑顔にしてね♪♪
筆者プロフィール:樋屋製薬株式会社 薬剤師/大阪家庭薬協会 品質部会副部会長