助産師が教える!!子育てママパパ情報ポケット

【第8回】赤ちゃんが冬を元気に過ごすには

赤ちゃんからのサイン

今回のテーマは、冬から春にかけて多くの親御さんが直面する「赤ちゃんの体調管理」について。保育園に通い始めたばかりのお子さんの体調不良に悩むお母さんからの切実な相談に対し、助産師の浅野和代さんがプロの視点から具体的なアドバイスを贈ります。

特に注目したいのは、ウイルス感染のリスクを減らすための「加湿と保湿」の重要性です。赤ちゃんの身体の仕組みに基づいた鼻呼吸の話や、最新の沐浴方法、そして「ティッシュがくっつくほど」という驚きの保湿目安など、今日からすぐに実践できる知恵が詰まっています。

言葉で伝えられない赤ちゃんの健康を守るために、パパとママが家庭でできる「予防法」とは何か。一つの参考としてご覧ください。



MC:2児の母のラジオパーソナリティ 鈴木彩可さん。
ゲスト:助産師・浅野和代さん。

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※当内容はAIR-G'FM北海道にて「助産師が教える!!ママパパ情報ポケット」2026年2月27日放送分を記事化したものです。

▼収録音声データ(Youtube)でも
お聞きいただけます。

※動画が再生されない方はこちらから動画再生アプリで視聴ください。


鈴木さん

【MC鈴木さん】

メッセージをちょっとまずはですね、ご紹介させていただければなと思っております。
ラジオネーム「ルーミン」さん、40代女性の方です。


📧 リスナーからのメッセージ


  • ・ルーミンさん(40代女性):
    「子供が1歳になり保育所に内園、復職をしました。が、常に鼻水が出ています。毎週発熱しています。不安になります。元気に行ける日が来るんでしょうか」




もう、胸がキュッとなるばかりですよ。
今週はこのテーマでお送りしましょう。

「赤ちゃんが冬を元気に過ごすには」というテーマです。

まさにね、今の時期って大人も子供も体調を崩しやすくて、あとウイルス感染の病気があったりとか、心配な時期ですよね。

浅野助産師

【浅野助産師】
そうですよね。

実際に赤ちゃんが発熱したりとかする場合は発熱で小児科にかかると思うので、
その先生と相談して対症療法をしっかりやっていただく
っていうのが大事なんですけれども。

赤ちゃん、まだ言葉が話せないじゃないですか。
泣くことしかできないので。

何が大事かって言ったら「予防」が大事ですね。

鈴木さん
予防。どんな予防があります?
浅野助産師
一言で言えば「加湿」と「保湿」ですね。
これ、おうちで全然できることだと思うので。

ウイルスの流行とか感染しないようにするには、やっぱりお部屋の加湿が大事ですよね。

病気になってから加湿器付ける場合も多いですが、
乳幼児がいる場合は、お部屋は適度な加湿、湿度を常に保ってください。

加湿器絶対です。
鈴木さん
今言われて(思い出したのですが)、私、人生で初めて加湿器買ったのは、産後のタイミングだった気がします。
浅野助産師

赤ちゃんって、生まれた直後というのは鼻呼吸しかしないんですよ。

鈴木さん
そうなんですか!
浅野助産師

で、なおかつ、生まれたばっかりの赤ちゃん、乳児もそうですけど、鼻毛がないじゃないですか。

鈴木さん
ないんですよ。そうなんですよ。ツルツルなんです。
浅野助産師
そうなんですよ。
そうすると、ちょっとした刺激で鼻水出ます。
クシャミしちゃうから。
鈴木さん
あー、なるほど。
浅野助産師
クシャミをすると分泌物があって、
さらにその鼻水、それがまた刺激になってクシャミをする。

悪循環に。


なので鼻呼吸を助けるっていう意味でも、ウイルスを予防するにも加湿(するのがおすすめ)。
やっぱ乾燥カラカラじゃ感染能力って全然違うので加湿していただく。

で、今、この時期大人もやっぱり乾燥するかと思うんですけど、

意外に赤ちゃんって、皮膚がカサカサしちゃって、そういう細かい傷から感染源が侵入しちゃうっていうのもあるんですよ。

なので、今はもう、どこの産院でもそうだと思うんですが、沐浴でガーゼも使わないです。
鈴木さん
嘘でしょ!
浅野助産師
普通に多分10年前ぐらいだったらガーゼで(沐浴してましたよね)
鈴木さん
ガーゼでした!
浅野助産師
ガーゼだけでもやっぱり細かい傷を作っちゃう。
鈴木さん
え、じゃあどうやって、あ、じゃあ優しく手で洗うっていう事ですか?
浅野助産師
手ですね、今は。
鈴木さん
ははー!
浅野助産師
で、やっぱりあの、バスタブを使って入れてるのが沐浴って主流だったと思うんですが、やっぱり、この寒い時期ってちょっと温度熱めにするじゃないですか。

あまりそれも良くない
んですよね。
脂汚れを落とす時にあったかいお湯で洗うじゃないですか。それと同じで。
鈴木さん
あ、取れちゃうんだ!大事な皮脂が。
浅野助産師

そうなんです。
なので、アウトバス。桶に入れないで外でやる方法が主流です。
そのほうが楽だしね。

鈴木さん
へー!
浅野助産師
それぐらいから皮膚のケアっていうのは大事になってきますね。
鈴木さん
じゃあそういう意味で保湿が大事にもなってくるんですね。
浅野助産師
で、先ほどの加湿っていう部分は(呼吸器系だけでなく)皮膚にもいいですよ。

なので、今の、沐浴だと、

しっかり石鹸を使って洗う。
しっかり、ぬるま湯で洗い流す。
しっかり保湿する。


っていうのがもう絶対です。
鈴木さん
わかりました。
浅野助産師

もちろん、
それ、それをやったからって絶対ウイルスとかに感染しないってことはないですが、
やれることはやっといたほうがいいと思うし、そのリスクを高めない。

鈴木さん
うん、うん。
浅野助産師
で、本当保湿って、
皆さん目から鱗かもしれないんですが、
どれぐらい赤ちゃんの肌を保湿するかっていうと、

ティッシュをペトって振れた時にくっつくぐらいです。
鈴木さん
おお、結構ですね!

じゃあもう、トゥルントゥルンに?
浅野助産師
そんな感じです。特にこの時期は。
鈴木さん

わかりました!

でも、結構大変なんですよ、赤ちゃん。
お風呂入れるだけでも大変で。

浅野助産師
もう(この沐浴は)今パパの仕事ですからね。
鈴木さん
そう、そう、本当みんなやってよ!

(沐浴の後)自分が裸の状態で水気をふいて保湿まで終わらせるって大変だと思ってたけど、
ただただ保湿してあげて、お肌が綺麗にっていうだけじゃなくって、

(感染症対策といった)いろんな側面があるっていうことなんですね。
浅野助産師
(出産時)入院中なかなか保湿剤っていうのが、持って行かない方多いんですけども、持って行っていただいてもいいぐらいだと思いますよ。
鈴木さん
あ、そうかも。そうですね。
浅野助産師
なので、もう何しろ加湿と保湿はその後のためにも絶対にいいと思いますよ。
鈴木さん
だって赤ちゃんはほら、マスクをするわけにもいかないですし、
大人と違ってウイルスを自分から避けることはできませんから。
浅野助産師
そうですね、訴えることも、細かい症状を言うこともできないので。
鈴木さん

まずは予防っていうのが大事になってくるのでね、おうちでもできると思いますので。

はい、やりましょう!加湿!
まだ2月の末ですからね、カサカサの時期が続きますので、
引き続き皆さんウイルス感染、風邪などには気をつけながら、
残りの冬を元気に過ごしていければいいんじゃないかなというふうに思います。

この時間は助産師の浅野和代さんにお話伺いました。
ありがとうございました。

浅野助産師
はい。ありがとうございました。


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